オフィスの移転に伴い、神棚をどのように移動させたら良いのか、悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
神棚の移動をする際は、設置する位置など注意すべき点も多いため、あらかじめ手順などについて把握しておくことをおすすめします。
そこで、オフィス移転時に神棚を移動させる手順や注意点、設置する方角について解説します。
オフィスの賃貸借契約をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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オフィス移転時に神棚を移動させる手順
日々の生活のなかで、神棚を移動させることはほとんどありませんが、オフィス移転などどうしても神棚を移動させないといけないケースもあるでしょう。
ここでは、オフィス移転時に神棚を移動させる手順からご説明します。
一般的には、神棚は以下のような手順のもと移動させます。
●神棚にオフィス移転の報告をする
●神棚を撮影と掃除をする
●神棚の運び出し
●移転先で神棚を設置する
●神棚にお神札を納める
上記の手順に沿って詳しく見ていきましょう。
手順①神棚にオフィス移転の報告をする
オフィスを移転する際は、神棚に手を合わせオフィスを移転する旨の報告をします。
また、神社に参拝して神様に引っ越しの報告も忘れないようにしましょう。
神様への報告が済んだら、事務所の移転作業を進めていきます。
手順②神棚を撮影と掃除をする
神棚の移動後に、お神札や神具をスムーズに元のどおり配置できるように、現在ある神棚の状態を写真に撮っておきましょう。
写真を撮っておけば神棚を設置する際に思い出す必要がないだけでなく、万が一ひび割れや傷が入っていた場合に前の状態と比較できます。
また、オフィスを移転する前は、神棚を綺麗に掃除することも大切です。
本来であれば、神棚は神聖な場所のため、常に綺麗な状態に保つべきですが、不浄な状態であればしっかりと掃除をおこないましょう。
神棚は、水や洗剤を使用せずに清潔な布などで乾拭きし、ブラシやハタキで埃を落とします。
手順③神棚の運び出し
続いて、神棚の運び出しをしていきます。
神棚の運び出しについては、すべての家具などを片付けたあとに、つまり一番最後に運び出しをおこないましょう。
すべての家具が運び出し終わったら、神棚の荷造りをしていきます。
神棚を荷造りする際は、まずはお神札を神棚から取り出し、和紙や白い布に包んでおきます。
その際は、お神札のうえに物を置いたりするのは避けましょう。
お神札を取り出したら、神棚を降ろしていきます。
このとき、神棚は直接床に置かないようにし、綺麗な布などのうえに置くようにしましょう。
すべて降ろし終えたら、専用の箱に納めておきます。
手順④移転先で神棚を設置する
オフィスの移転先では、ほかの荷物や家具を運ぶ前に、神棚を設置します。
これは、オフィスの移転にかかわらず、一般的な引っ越しの際にもいわれていることなので、忘れないようにしましょう。
手順⑤神棚にお神札を納める
神棚の設置を終えたら、お神札を神棚へ納めます。
オフィスを移転した場合は、移転先の氏神様になる神社より頂いたお札を納めましょう。
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オフィス移転時に神棚を移動させる際の注意点
続いて、神棚を移動させる際の注意点を解説します。
神棚は、会社を守ってくれる神様なので、注意点はしっかりと把握しておきましょう。
おもな注意点は、以下の4つです。
●神棚にオフィス移転の報告を忘れない
●神棚が古い場合は交換する
●氏神様が変わる場合はお神札を交換する
●神棚は自分で運ぶ
それぞれの注意点ついて順番にご説明します。
注意点①神棚にオフィス移転の報告を忘れない
前述したように、オフィス移転に伴い神棚を移動する場合は、必ず神棚に報告するようにしましょう。
神棚に移転の報告をすることで、神様に感謝の気持ちを伝え、移転先の事務所での安全および繁栄を祈ることができます。
注意点②神棚が古い場合は交換する
神棚は何度も交換するものでないため、場合によっては古い神棚がそのままになっていることもあります。
もし、神棚があまりにも古い場合は、移転を機に新しい神棚への交換を検討しましょう。
なぜなら、新しいものに交換することで、よりエネルギーが宿りやすいといわれているからです。
なお、交換する場合は、古い神棚は神社でお焚き上げをお願いしましょう。
注意点③氏神様が変わる場合はお神札を交換する
オフィスの移転に伴い、氏神様が変わる場合は、神棚にお祀りするお神札の交換が必要になってきます。
その際は、そのエリアの氏神様が祀られている神社に出向き、新しいお神札を頂きましょう。
なお、今までのお神札については、旧オフィスの氏神様が祀られている神社に納めます。
注意点④神棚は自分で運ぶ
神棚に関しては、引っ越し業者に運んでもらうのではなく、自分たちで運ぶようにしましょう。
引っ越し業者の中には、神棚の移動に対応していることを売りにしているところもあります。
もちろん、そういったサービスを利用するのも1つの方法ではありますが、何かあったときに補償されるとは限りません。
そのため、できるだけ自分たちで丁寧に扱いながら運ぶようにしましょう。
神様を大切にしていることが伝われば、自分たちのこともしっかりと守ってもらえるでしょう。
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オフィス移転後に神棚を設置する方角はどこが良い?
オフィス移転後は、神棚を祀る位置にも注意が必要です。
設置する方角によって、高めれる運気が変わってくるため、事前にチェックしておきましょう。
ここでは、オフィス移転後に神棚を設置するおすすめの方角を解説します。
東向きか南向きの方角がおすすめ
神棚は、一般的には、東向きか南向きの方角に設置するのが望ましいといえるでしょう。
東向きの場合は、「進出運」「想像力」「新規運」に良いとされています。
進出運は、新しい場所で成功する運です。
オフィス移転に伴い新たに事業を始めるといった場合に、成功を引き込むことができるでしょう。
想像力は、会社の命運を左右する企画案および商品を引き出す力を持つ能力になります。
会社の業績を上げたいという場合は、想像力が高まる東向きに設置すると良いでしょう。
一方で、南向きは、「人気運」や「地位名誉運」を意味をしています。
人気運は、良い出会いを惹きつける運です。
地位名誉運は、会社の地位や名誉が高まる運になります。
会社の認知度や知名度を上げたいという場合は、南向きの方角に設置するのがおすすめです。
神棚の設置を避けるべき場所
神棚は、その会社の中心となる場所が望ましいとされています。
そのため、オフィス移転の際はレイアウトに配慮しましょう。
神棚を設置する際に避けるべき場所は、神棚の下を人が通る出入口付近です。
また、神棚の上を人が通るのも望ましくありません。
ただし、それが難しい場合は、神棚の上に「雲」と記載した紙を貼っておく方法もあります。
そうすることで、「このうえには何もありません」といった意味を持たせることができます。
なお、神棚に背を向けることも望ましくないため、配置を決めるときは注意しましょう。
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まとめ
オフィス移転に伴って神棚の移動をおこなう際は、まずは神棚に移転の報告をするところから始めるようにしましょう。
また、神棚が古くなっている場合は、交換をすること、移転に伴い氏神様が変わる場合は、お神札の交換が必要になってくる点にそれぞれ注意しましょう。
そのほかにも新しく神棚を設置する際は方角も配慮することや、雑な扱いは避け会社を守ってくれる神様だという気持ちを持ち大切に扱うことが重要です。
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