中古マンションを購入するにあたって、さまざまな不安や疑問を持っている方も少なくないのではないでしょうか。
現時点での資金計画や将来的な活用など、買主の方が不安を感じるポイントは多く存在します。
今回は、中古マンションを購入する際に不安になるポイントやその不安を払しょくするためのポイント、不安になりがちな住宅ローンへの対策をご紹介します。
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中古マンション購入時に不安になりやすいポイント
中古マンションを購入する際は、現在の資金計画やマンションそのもの、そして将来的な資産としての活用方法に不安を覚えやすい傾向にあります。
中古マンションの購入にあたって、どのようなポイントが不安に思われているのかを知れば、どう解決したら購入を前向きに検討できるかもわかってくるでしょう。
中古マンションを購入するためのお金に関する不安
中古マンションを購入する際に不安を覚えやすいポイントは、まずお金の問題です。
多くの方は、中古マンションを購入する際に住宅ローンを組み、返済計画を立てます。
しかし、いかに綿密に計画を立てたつもりでいても、最後まで返済しきれるか不安になる方はいるものです。
住宅ローンを借りるための頭金は用意できるか、途中で経済状況が変わって返済が苦しくならないかを不安に思う傾向にあります。
中古マンションの設備そのものに関する不安
中古マンションの購入時に不安に思われやすいポイントのひとつは、マンションの設備そのものです。
築年数によるものの、中古マンションの設備は導入されてから年数が経過しています。
そのため、すでに設備が古くなっているのではないか、いつまで動くのかといった部分を不安に思われやすいです。
購入したマンションの設備が故障すると、自分で修繕や交換を実施する必要があり、お金がかかります。
さらに、マンション全体の修繕積立金について、不安を感じることもあるでしょう。
将来的に買い手が見つかるかに関する不安
中古マンションの購入時に不安に感じやすいポイントは、将来的な売却に関するものです。
現時点で中古になっているマンションは、さらに経年によって古いマンションになっていきます。
そのため、購入したマンションを自分たちが手放す際に、果たして買い手がつくのかが気になる方もいるでしょう。
売れにくくなった物件を売却するには、リフォームなどの工夫や出費が必要になります。
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中古マンション購入時の住宅ローンへの不安に対する対策
中古マンションを購入する際に生まれる不安に対しては、いくつかの方法で対策できます。
とくに、住宅ローンを返済できるかどうかの不安については、資金計画の段階で対策を講じられます。
資金計画の際は、住宅ローンの返済だけでなく、今後どのように生活していくか、将来設計はどうなっているかを考慮することが大切です。
今の仕事を続けるかどうか、家族が増える可能性はあるかなども考慮して、無理のない返済計画を立てる必要があります。
安心できる範囲の住宅ローンにとどめておく
住宅ローンの資金計画を立てる際は、安心できる範囲の借入額にとどめておくことが大切です。
借り入れが可能な最大限の金額は、住宅ローンを借りる方の収入によって決まります。
しかし、この借入可能額いっぱいまでローンを借りてしまうと、収入の変化によって返済が苦しくなる可能性も否めません。
なぜなら、昇進や昇給によって、収入がアップすれば返済しやすくなりますが、逆に転職や失職などにより収入が落ちる可能性もあります。
そのため、安心できる範囲の住宅ローンにとどめるためにも、無理なく返済できる金額を借りるようにしましょう。
返済負担額を25%に設定する
中古マンションを購入する際、返せる範囲の住宅ローンを組むために、返済負担額を25%に設定するのがおすすめです。
返済負担額とは、年収に対して住宅ローンの年間の返済金額がどれだけの割合を占めているか表した数値になります。
住宅ローンの借入可能額は、この返済負担額が30~35%になるように設定されているのが一般的です。
そのため、借入可能額いっぱいまでローンを借りると、毎年年収の30~35%を返済にあてることになります。
収入の中から生活費を確保する必要があるため、返済に30~35%を充てると、生活が困難になるおそれがあることに注意が必要です。
返済負担額は極力25%程度になるように心がけ、できれば20%程度にとどめておくと、住宅ローンに関する不安への対策になります。
そのほか、金利や返済方法を自分に合ったものにしたり、返済が苦しくなりそうな際は早めに金融機関に相談したりなどの対策が有効です。
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中古マンション購入時の物件への不安を払しょくするポイント
中古マンションを購入する際は、物件そのものに対する不安があります。
新築物件よりは価格が落ちるものの、中古マンションは高額な財産です。
そのため、購入後に失敗したと感じても、簡単に買い換えることはできません。
購入時の不安を払しょくするために、内覧などでのチェックポイントを押さえておきましょう。
その物件の変えられない部分をチェックする
中古マンションを購入する際は、内覧でその物件の変えられない部分をしっかりチェックするのがおすすめです。
間取りや設備などは、仮に入居してから気に入らないと感じても、リフォームやリノベーションなどで変更できます。
その一方で、建物の構造に基づく耐震性やコンクリートの耐久性については、入居者が自力で何とかできるものではありません。
くわえて、マンションの管理体制や長期修繕計画については、個人では変更できないため注意しましょう。
生活の質を高めるためには、住民の質や眺望、周辺環境なども内覧でチェックするのがおすすめです。
物件の維持費を確認しておく
中古マンションを購入する際は、固定資産税など物件の維持費について確認しておく必要があります。
中古マンションを購入すると、維持費として管理費、修繕積立金、固定資産税の支払いが必要です。
管理費は、マンションの共用部分の管理や修繕に使われる費用になります。
修繕積立金は、大規模修繕の計画に沿って少しずつ貯められている費用です。
固定資産税は、不動産を所有している限り支払わなければならない税金になります。
そのほか、都市計画税、火災保険や地震保険の保険料、駐輪場や駐車場の利用料などが必要なケースもあるでしょう。
物件固有の維持費やライフスタイルによって必要となる費用については、購入前に考える必要があります。
内覧の際に写真や動画を残しておく
中古マンションの内覧に行った際、内装などの様子を写真や動画に残しておくのがおすすめです。
基本的に、購入前の内覧は1度だけの機会になるため、さまざまな物件を見て回っていると、どのような物件だったかわからなくなっていきます。
マンションを比較して検討する際に、具体的な状態を確認できる写真や動画が残っていれば、参考にしやすいです。
また、細かいところまで記録しておけば、あとから気になったところをチェックすることも可能です。
売主の方の許可を取ったうえで、内覧に行った物件の記録を残しておきましょう。
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まとめ
中古マンションを購入する前によく挙げられる不安は、住宅ローンや物件に対するものです。
住宅ローンについては、借入額を返済できる範囲の金額にすれば、不安への対策になります。
物件そのものへの不安については、内覧の際などに十分な情報収集をおこない、しっかり比較することが大切です。
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